ソフトレンズは含水率をチェックしよう

ソフトコンタクトレンズのキャッチコピーを見ていると、「うるおい」や「瞳うるうる」などみずみずしさをアピールする文言が多いことに気がつくかもしれません。それらのコンタクトレンズは、保有している水分の多い高含水コンタクトレンズと呼ばれる製品はほとんどです。実際、水分を多く含む高含水コンタクトレンズの方が酸素を通しやすいですし、つけ心地がいいというメリットがあります。それならみんな高含水のものを選べばいいじゃないか、と思われるでしょう。ですが高含水コンタクトレンズだと目が乾きやすくなるという人は多いようですね。

意外に聞こえるでしょうが、コンタクトレンズをスポンジに置き換えて考えてみてください。放っておくと水分は蒸発してしまいます。蒸発して乾いたスポンジは水分を含もうとするわけですが、この水分の代わりとなるのが眼球を覆う涙。高含水コンタクトレンズは多くの水分を含むことができる分だけ吸収される涙の量も多く、1度乾いてしまうと元のうるおいを取り戻すのが難しいとされるのです。

対する低含水コンタクトレンズは元々保有している水分が少ないため蒸発する水分も少なく、涙をあまり奪われません。つけ心地や酸素透過率は高含水コンタクトレンズに劣るものの一定のうるおいを保ちやすく、乾きづらい構造になっています。また汚れもあまりつきません。高含水で乾燥してしまうという方や毎日コンタクトレンズをつける方、長時間装用される方、涙の量があまり多くない方は低含水コンタクトレンズを選ぶといいでしょう。

個人的におすすめしたいのがWAVEコンタクトレンズの低含水レンズです。We(みんなが)とHave(持っている)を組み合わせたその名の通り、多くの方から支持を集めている、薄い素材で乾きにくい新しいコンタクトレンズです。価格もお手頃なので乗り換えを検討している方も気軽に使用できます。うるおいが多いものが好みであれば高含水タイプのレンズもあります。

11~4月は夏と比べて格段に乾燥しやすくなる季節です。春~夏は70%前後だった湿度が秋~冬は50%前後にまで低下。湿度50%というと乾燥による火災発生の危険性が高まり、気象庁が乾燥注意報を出すレベルです。もちろん瞳も乾燥を感じやすくなりますので、秋~冬の時期は特に低含水コンタクトレンズを選ぶといいでしょう。